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2009年12月05日

ペチカイベント『火のある暮らし』

2009年12月5日(土)、ファブリカ村ORIBAにて、安土建築工房さん、maxwoodさんによるイベント、『火のある暮らし』が開催されました。
参加者は、以前両社で改装、薪ストーブなどを購入された方、ファブリカのお客様など約10人。


maxwoodさんはペチカのCO2排出量など、環境問題についてお話くださいました。ペチカで薪を燃やして出るCO2の量は、他の家電製品に比べてかなり少ないそうです。言わば”暖房器具界のプリウス”だそうです。


ファブリカ村の場合薪は近隣の山で枯れてしまって、他の元気な木を守るためやむを得ず伐採された木、またはご近所の工務店さんの廃材を利用させていただいてます。


また、安土建築工房さんは、ドイツのエコな暮らしについてお話くださいました。
たとえば、子供達は自分のおもちゃは廃材、羊の毛を使って自分で作る、
学校で育てた穀物で自分達のおやつを作るなどなど・・・
見せてくださったどの写真もみんな楽しそうでした。

日本も昔はこうだったはず。 
今は当たり前のように電気などのエネルギーを使い、何でも作らなくても買えてしまう時代。
ストーブは手で触ったら熱いということを知らない子も居ます。
食べ物の素材本来の味、手作りの味を知らない子も居ます。
そんな時代だからこそ、ファブリカ村はあえてペチカを選び、カフェで出すお菓子も手作りの物を選んでいます。
ギャラリーでお見せする作品も作家さんが一つ一つ心をこめて作られたもの。
流す音楽も、色んなイベントごともスタッフがみんなで厳選したものです。

暖かいペチカの周りに人が集まり、会話し、いい物を見ながら手作りの物をいただく・・・

ファブリカ村の理想です。






と言うわけでこの日のおやつはペチカで焼く”焼き芋”

洗ったさつま芋を塩水にしばらくつけ、濡れた新聞紙でくるみ、さらにアルミホイルでくるみます。

ペチカの燃えている火がおさまり、おき火になったらお芋をいれ、ペチカの蓋を閉め待つこと約40分。






ほくほくとした甘くておいしい焼き芋の出来上がりです。
大人も子供も大喜びでした。



企画してくださった、安土建築工房の皆様、maxwoodさん、ご来場いただいたお客様、どうもありがとうございました。

  


Posted by 副村長Junko at 21:39Comments(7)ORIBAイベント