手作りっていいね

副村長Junko

2009年04月21日 21:35

知り合いからのご要望にお答えして、子供服作りの教室を開催しました。

といっても生徒は一人。





今回作られたワンピース


このお母さん、かわいい娘のために子供服を作ろうと、型紙つきの本、生地を買ったは良いが、本を読んでも理解できず、

ふぁぶりかに救いの手を求めて来られました。  

それで何とか協力しましょうと言う事に。



子育ての合間を縫ってのレッスンはトータル三日がかり。


第一日目

① デザインを決め、生地を選ぶ。

② 型紙を別の紙に写し取る。

③ 生地を裁断し、衿ぐりなどに伸び止をする。

ここで残念ながら時間切れ。上のお子さんのお迎えに行く時間になりました。


第二日目












この日から縫いに入ります。  ママ、頑張って~って赤ちゃんも応援

① 前身頃、後身頃を縫い合わせる。

② 紐を作る。
 
③ 見返しを縫う。

④ 表に返してアイロンで整える。上半身の出来上がり。


ここでまたまた時間となり、次週に持ち越し。



そして第三日目


① スカートの前後を縫う。

② ウエストをぐし縫いし、ギャザーを寄せる。

③ 上半身と縫い合わす。

④ 縫い代、裾の始末をして で・き・あ・が・り





水色の無地はFabricaの綿麻。 柄はお母さんの手持ちの生地。 

組み合わせばっちり。 かわい~い!!!





背中を紐で結びます。 もっと大きくなっても大丈夫だよ。




一回約二時間×3回

材料費、手間隙を考えたら、買ったほうが安いけど、でもそれはそれ、これはこれ。

お母さんが一生懸命に作ることに意味があります。その思いはきっとお子様にも伝わるはず。

このお子さん、最後に出来上がったとき、着せてもらってとても嬉しそうでした。きっと気のせいじゃないはず。


何でもすぐに買える時代に敢えて手間をかけて手作りする・・・・・・とても素敵なことです。究極の贅沢かも。

でもFabricaの仲間にはこんな人たちがいっぱいいます。


洋服でも、自分で作れば大事にしますよね? 着られなくなってもすぐに捨てないで何かに作り変えたり、人に譲ったり。

食べ物でも同じ事。

手作りを伝えるということは、物を大事にすることを伝えること。

もっと手作りしましょ!!!












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