
2010年01月15日
全粒粉のケーキ
これは全粒粉とくるみのケーキで、シナモン、ナツメグ、クローブ等のスパイスが入ったケーキです。
これもふぁぶりかの手作りです。
全粒粉は滋賀県日野町の大地堂さんのディンケル小麦の全粒粉。卵も滋賀県産。砂糖は種子島産の一番搾りのきび砂糖を使っています。
ディンケル小麦は、コムギ属で現在広く利用されてい普通のパン用小麦と同じパン小麦に分類され、パン用小麦の原種にあたる古代穀物です。
麦粒は固い殻に包まれており、この長い歴史を持った昔ながらの穀物。
農業家 廣瀬 敬一郎は2005年から滋賀県日野町で販売目的でのディンケル小麦の栽培に取り組み、日本で栽培技術を模索しながら、2007年に収穫に成功しました。
ディンケルのブロートは、ビタミンやミネラルが豊富であるたけでなく、香り高く軽くナッツのような麦の味が特に人気を呼んでいるようです。
大地堂のホームページより
大地堂さんとはお店を持たれる前からの長いお付き合いです。
自分で農作業をして小麦を育て、収穫し、パンやお菓子を焼いて売る・・・・・
気の遠くなる作業を試行錯誤してやっておられます。
作り手の思いに共感できるからこそ、ぜひこの粉を使ってケーキを作りたいと思いました。
大地堂さんが一生懸命に育てられたディンケル小麦のおいしさを、ファブリカ村のお客様にも味わっていただきたいと言う思いから、カフェのケーキメニューに必ず入れさせていただいてます。
今回はくるみ&スパイスでしたが、抹茶あずき、黒ゴマきな粉、ラムレーズンなど週替わりでお出ししております。
そしてこのケーキが乗っているお皿、写真のカップは大地堂さんのお姉さんでも有る陶芸家、”中田美穂”さんの作品です。
妹は粉をこねてパンを焼く、姉は土をこねて器を焼く・・・・・
うまくできた姉妹です

中田美穂さんの作品もファブリカ村ORIBAギャラリーで取り扱っております。またご覧ください。
こちらはファブリカ村のドリンクメニューの一つ、ファブリカオリジナルブレンドの中国茶です。写真の中でポツポツと見えるオレンジ色のものは陳皮(ちんぴ)です。陳皮とはみかんの皮のことです。
陳皮には、内に秘めたパワーや美しさを目覚めさせる力があるそうです。
ティースペース茶楽のオーナーさんにファブリカをイメージしてブレンドしていただきました。
また茶楽さんは2月11日のライブのときに出張カフェをやっていただきます。そちらのほうもよろしく!!!